Universeウェブサイトビルダーアプリのレビュー
Universe 総合評価:⭐⭐⭐☆☆(2.7/5)
グリッド型のページエディタを使いブロックを自由に移動、配置できる独自のアプローチでウェブサイトを構築している。この方法は一部のユーザーには魅力的ですがウェブサイト作成の基本を知らない初心者には扱いづらいかもしれないが完成度の高いウェブサイトを作成できます。
最初のオンボーディングプロセスは印象的で作成したいサイトの目的を質問形式で確認してくれる。サイトビルダーを試して操作感を確かめられると思っていたのだが、実際にはドメイン購入を求められた。ドメイン購入はスキップ可能だが、その後アップグレードや支払いの案内が続き少し煩わしく感じた。特にビジネス向けのサイトビルダーを探している人にとっては、あまり良い体験とは言えないだろう。
このアプリで最も気に入ったのは整理された豊富な「ブロック」の種類でテンプレートのバリエーションも多くその中にはデザイン性の高いものもいくつかあった。
概要
対応環境: iOS
プラン: 無料
アプリバージョン: 2024.1.2
配信先: App Store
総合評価: 2.7/5
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iOS専用のウェブサイトビルダーでモバイルデバイスから直接ウェブサイトを作成できる独自のグリッドベースエディターを提供している。
App Storeで663件の評価と4.4の星評価を獲得しておりコード不要で素早くウェブサイトを作成したい個人や小規模事業者向けのソリューションとして位置づけられてる。
グリッドベースのレイアウトを採用しておりユーザーは要素を自由に配置できる。この方式は高い柔軟性を持つ一方で習得に時間がかかり多くの初心者には難しく感じられるだろう。作成されたウェブサイトの例を見ると興味深いものから出来の悪いものまで様々な結果が見られる。
オンボーディングの早い段階でアップグレードを促す案内が表示されるためアプリを十分に試す前に利用意欲を削がれるユーザーもいるかもしれない。
本レビューでは7つの主要な評価基準に基づいてUniverseを評価しスマートフォンからウェブサイトを作成する実用的な選択肢かどうかを検証する。
1. 使いやすさと分かりやすさ ⭐⭐⭐☆☆ 3/5
初期設定を案内するオンボーディングプロセスを提供している。登録後ユーザーはウェブサイトの目的や業種に関する一連の質問に答えた上でテンプレートを選ぶか最初から作成を始めることになる。
グリッドベースのエディターに入ると状況はすぐに複雑になるだろう。「最初から始める」を選択すると空白のグリッドとラベルのない2つのアイコン(「コントロール」と「ブロック」)が表示され操作が分かりづらくなることがある。
一方テンプレートを選ぶと、あらかじめ定義されたセクションが配置された構造化されたグリッドが表示され初期設定が簡単になる。従来のビルダーのようにヘッダー、フッター、メインコンテンツのセクションが分かれているわけではなく、すべての要素を手動で配置する必要があるため初めてのユーザーには負担に感じられるかもしれない。
長所:
- ステップバイステップのオンボーディングプロセス
- テンプレートを選ぶか最初から始めるかの選択肢がある
- グリッドベースのデザインで要素を自由に配置できる
短所:
- 主要なインターフェースボタンにラベルがない
- 空白のスターティンググリッドは初心者には圧倒されやすい
- ヘッダー、フッター、本文のセクションが明確に区別されていない
2. 機能、機能性、AI 能力 ⭐⭐⭐⭐☆ 3.5/5
テキスト、画像、ボタン、動画埋め込み、Eコマース機能などウェブサイト構築に必要な主要ツールをすべて提供している。これらの要素は画面下部の「ブロック」メニューからアクセス可能。
グリッドベースのエディターでは要素のサイズ変更や配置が自由にできるためクリエイティブなレイアウトが可能。ただし要素の細かい配置調整は手間がかかり理想の位置に合わせるには何度も試行錯誤が必要になることがある。
ページビューやメール購読者の管理に役立つ基本的な分析機能やGoogle AnalyticsやFacebook Pixelとの連携機能も備わっている。
AI搭載のツールはオプションで利用できテキストや画像を生成しつつサイトの他の部分は自分でコントロールできる。サイトの特定部分にAIを使うか完全に使わないかを選べるため必須ではなく柔軟に活用できる機能だ。
クロスデバイス編集に関してはUniverseの対応は限定的です。ウェブアプリはプラットフォームで作成されたサイトの編集に特化している。iOSアプリで作成したサイトはアプリで編集できないためシームレスなクロスデバイス編集は制限される。
長所:
- 主要なウェブサイト構築ツールが一通り揃っている
- オプションでAIによるテキスト・画像生成が利用可能
- グリッド内で要素を自由に配置できる
短所:
- 正確な要素配置には時間がかかることがある
- クロスデバイス編集は限定的でiOSアプリで作成したサイトはアプリで編集不可
- ネイティブのAndroidアプリは提供されていない
3. デザインとカスタマイズ ⭐⭐⭐☆☆ 3/5
中小企業、ポートフォリオ、ブログ、オンラインストアなど様々な用途に合わせたテンプレートを提供している。完全なクリエイティブコントロールを望む場合は空白のグリッドから始めることも可能。
フォント、色、レイアウトのカスタマイズは可能だがグリッドベースのインターフェースのため洗練されたデザインを実現するのは難しい場合がある。
他の構造化されたレイアウトを提供するウェブサイトビルダーとは異なり要素を手動で配置する必要があり一貫した間隔や配置を保つのが難しくなる。
このアプリの特徴の一つは連絡先やサービスのセクションに事前にデザインされたレイアウトが用意されておりウェブサイト作成のプロセスを簡素化している点だ。
長所:
- さまざまな業界向けの豊富なテンプレート
- 事前にデザインされたページレイアウトでセクション作成が簡単
- 要素の配置を完全にコントロール可能
短所:
- 整ったデザインを作るには努力が必要
- グリッドベースの配置はモバイル画面で扱いにくい場合がある
4. パフォーマンスと速度 ⭐⭐⭐☆☆ 2/5
スムーズに動作し要素の追加や並べ替えの際の遅延は最小限。画像のアップロードも高速で手動で寸法を入力することなく、タッチジェスチャーで画像のサイズを変更できる。
グリッドベースのエディタ内で要素を適切に配置することは大きな問題だ。この作業は作業を遅らせ希望のレイアウトを実現するには何度も調整が必要になることがよくある。
長所:
- 遅延を最小限に抑えてスムーズなアプリパフォーマンスを実現
- 画像のアップロードとサイズ変更が素早く行える
短所:
- グリッド内での要素の配置には時間がかかる場合がある
5. SEO機能 ⭐⭐⭐☆☆ 3/5
基本的なSEOツールを提供しておりユーザーはホームページや各ページにメタタイトルとメタディスクリプションを追加できる。しかし構造化されたSEOのガイダンスはなくユーザー自身が最適化のベストプラクティスを理解している必要がある。
アプリはモバイルフレンドリーに設計されているが「大きなタイトル」「タイトル」「サブタイトル」の選択が検索エンジンにとって重要であることは説明されていない。この点に対応するためにヘッダー専用のブロックがあれば良かっただろう。
長所:
- ユーザーはメタタイトルとメタディスクリプションを編集可能
- ウェブサイトは自動的にモバイルフレンドリーになる
短所:
- 構造化された見出し(H1、H2など)の説明がない
- 初心者向けのSEOガイダンスが組み込まれていない
6. 価格とコストパフォーマンス ⭐⭐⭐☆☆ 2/5
アップグレードを促すメッセージでオンボーディングを中断するため一部のユーザーはアプリの利用をためらうかもしれない。幸い支払い手続きをスキップして無料プランを利用することが可能。
有料プラン:
- Universe Base – 月額5.83USドル(年払い)– 基本機能
- Universe Pro – 月額16.67USドル(年払い)– さらなるカスタマイズとEコマース機能
- Universe Complete – 月額41.67USドル(年払い)– フル機能セット
無料プランではすべてのページ下部に固定バナー広告が表示されウェブサイトの見た目に影響を与える。
長所:
- 価格体系が明確
- テスト用に無料プランが利用可能
短所:
- セットアップの早い段階で価格が提示される
- 無料プランには目立つブランドバナーが含まれる
7. カスタマーサポートとコミュニケーション ⭐⭐☆☆☆ 2/5
サポートはヘルプセンターとメールサポートで提供されており、48時間以内の応答が案内されている。ただし無料プランのユーザーはサポートリクエストを送信する前に「Pro版にアップグレード」ページへリダイレクトされる。
ライブチャットサポートはなく迅速な対応を求めるユーザーには不便かもしれない。
長所:
- 利用可能なヘルプセンターの記事
- 応答時間の目安があるメールサポート
短所:
- 無料ユーザーはメールサポートを利用するためにPro版プランへのアップグレードが必要
- ライブチャットサポートがない
まとめ:Universeアプリは優れたウェブサイトビルダーなのか
グリッドベースの編集システムという独特のアプローチを採用している。ただし特に初心者にとっては習得に時間がかかる傾向がある。
価格は明確で無料プランで試用できるもののオンボーディングの早い段階でアップグレードを促されるのは気が滅入るかもしれない。
アプリ自体は多彩で便利なブロックタイプやカスタマイズオプション、AI搭載ツールを備えているが整ったデザインを作るにはかなりの労力が必要だ。
自由なデザインやクリエイティブなコントロールを重視する方にはUniverseが合うかもしないが整理されたレイアウトや直感的な操作を求めるなら他のウェブサイトビルダーのほうが使いやすいだろう。
スマホからウェブサイトを作れるか
YES。iOS専用のこのアプリを使えばスマホから直接ウェブサイトを作成できる。このアプリは独自のグリッドベースエディタを搭載し要素を自由に配置・カスタマイズできる。
自由度の高いレイアウトでゼロから作ることも、あらかじめ用意されたテンプレートから始めることも可能だが初心者には操作が難しく感じられるかもしれない。
デバイス間編集機能には制限がありiOSアプリで作成したサイトはウェブアプリで編集できない点に注意が必要だ。
モバイルで自由に創作したいiOSユーザーには優れたツールだがデバイス間でのシームレスな編集を重視するなら、より適した代替手段がある。